イツカハ・・

 

シャチョウデス。

 

昨日帰ってから、

ラジオの時間を見た。

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1997年の作品。

もう何十回見たんだろう・・

 

封切りの時は、

あまりのオモシロさに、

そのまま二回続けて見た。

今の様に入れ替え制では、

無かったからね。

 

それから、DVDで何度も。

 

いわゆるシチュエーションコメディ。

ラジオ局のスタジオという舞台で、

生放送のラジオドラマが、

人々のシガラミで、

ドンドンストーリーが変わっていき、

そのドタバタ模様。

 

冒頭の超ロングカット。

いったいいつまで・・

というくらいに、

カットを割らない。

 

カメラがアッチコッチに・・

ちょっとプロっぽくないカットだけど、

それぞれの登場人物が掴めて、

そして一気に気持ちが集中出来る・・

スゴイネェ。

 

とまあ、

とにかくニヤニヤしながら、

最後まで楽しめるんだけど、

ワタシが何度も見返す理由は

モウ一つある。

 

素人作家が、

自分の作品がミンナの都合で、

ドンドン別のものになっていく・・

それが耐えきれなくなって、

本番中にスタジオに立てこもる。

これを説得するプロデューサーの

セリフ。

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俺たちだって、

いつも妥協に妥協を重ねて、

番組を作っている・・

そんなモノに自分の名前が

出ることは、本意ではない。

でも自分はそこに責任がある。

そして、

いつかは自分が納得出来るモノが

必ず出来ると信じてガンバッテいるんだ。

 

 

いつもこのセリフに勇気づけられています。

シゴトは、

人や時間やお金などの制約で、

妥協の中にまみれちゃいます・・

 

でも始めたことは、

やり遂げなきゃならない・・・

ガンバルしかない。

 

そのガンバル気持ちを支えるのは、

次こそは、

本当に納得出来るモノを作りたい!!

その意欲だと思います。

 

お店を作る。

商品を作る。

 

いつもの繰り返し。

でもいつかは・・と、

努力していきます。