カンザケツアー2

 

シャチョウデス。

 

その2のハナシ。

 

二日目早朝。

本隊のミナサマに合流すべく

大宮駅を出発!

大宮駅

蓮田駅で池田さんに

拾ってもらって、

神亀酒造さんに到着です。

神亀入口

竹林の中。

看板もナシ。

雑然。

そんなイメージの外観ですが、

中では真剣勝負の酒造りが

行われています。

 

ワタシが着いた時間は、

すでに蒸しが終わって、

麹室での種付けから拝見しました。

真剣そのもの。

温度やグラムを読み上げる声だけが、

部屋の中に響きます。

このストイック感は神亀さんナラデワ。

見ているだけで緊張します。

 

切り返しが終わったとこで退室。

オトナリの出来上がった麹を拝見。

麹

ちょっと食べてみると、

オイシイ!!!

甘くて、ほんのり酸を感じて、

でもとても上品で・・・

素敵です。

なんかこのエレガントな感じが、

あのシッカリとした酒質になるのが

ちょっと想像出来ないのですが・・

 

事務所に戻って、

コレもタノシミ!

おじやを頂きました。

おじや

相変わらずオイシい!!

ダシがしっかり取れて、

野菜の旨味を引き出しています。

サツマイモがホクホクと、

アクセントになっています。

 

8:30になると、

搾りなどが見れるとの事で、

再度見学。

しぼり

ちょうどアラバシリがデテきてました。

この上から圧をかけるタイプの

圧搾機?も珍しいとのことですが、

自重で出てくる最初のお酒は、

まさにアラバシリですな。

 

再度麹室に戻って、

麹蓋の仲仕事を見学。

中作業

この麹を小さな箱に小分けして、

温度管理をしながら、

ヒトツヒトツ手で撹拌し、

ほぐしていきます。

ミナサン汗だくで、

ホント見ていて頭が下がる、

地味でコツコツとこなす作業。

 

マスマスお酒への愛情が

膨らみました。

仕上がりはこんな感じデス。

中作業2

部屋を出たら箱が積んであって、

アレ!!ナント!!

吉田類さんのサイン入りが!!

吉田類サイン

飲んでるだけじゃなくて、

キテルンデスネェ。

 

さて最後は専務との懇親?

毒舌トーク拝聴?

でもいつも思うんだけど、

仰有ってる事はシゴク正しい。

そして毒舌のハシハシに

愛情を感じます。

とてもスバラシイ方です。

 

今回のお話でナルホド!と思ったコト。

 

燗酒じゃなくてどうしても冷やなら、

18度くらいの常温でダシなって。

この温度帯が液体が一番安定するとのこと。

冷蔵庫トッパラオウカナ。

 

ソレと確かに・・と思ったコト。

3年貯蔵して出荷する体制作りに

40年かかった・・という言葉。

そうだよね・・

単純に熟成させてから出荷する

システムは、

それに耐えうる酒質を作る事。

そしてそれを在庫として持てる

場所と資金繰り。

重たいお言葉。

でもそれに挑戦した勇気と決意に、

感服です。

 

イヤイヤ。

毎回スバラシイお話を伺い、

カンシャ!カンシャ!デス。

 

そして今回はナント!

お土産に大吟醸の大古酒!

25年熟成!です!デス!です!

もうミンナ大感激!

喜ぶ

そのアト、庭に転がっている、

神亀の1合徳利ビンを頂いて・・

 

大満足の見学会でゴザッタ。

 

しかしその後の昼食?では。

またスゴイお店に!!

ツヅキマス。