ニホンシュノタビ。

 

シャチョウデス。

 

日本酒の旅。

今年4回目デス。

 

モウソロソロ県内の酒蔵さんも

甑倒しといって、

蒸米を終える時期に近づいている

ソウデスガ・・・

 

今回は一迫の金龍蔵さんへ。

 

こちらは宮城が誇る一ノ蔵さんの

二番蔵ですね。

 

こちらでは吟醸酒を主に作られています。

そういえば金龍ブランドは、

吟醸か大吟醸ですもんね。

一ノ蔵さんの高級ブランド部隊デスナ。

 

サテ蒸し上がりに合わせて到着。

金竜蔵

とても趣のアル蔵ですよね。

 

それとコチラの蔵は、

生粋の南部杜氏サン達が働いています。

 

今でこそオーナー杜氏の

酒蔵が多くなっていますが、

金龍さんは照井杜氏を中心とした、

ヒトツのチームが酒造り専門に

冬の間だけ蔵にこもって仕事を

行うスタイルです。

 

ワタシも初めて南部杜氏サン達の

酒造りを拝見しました。

造りを見る事もワクワクでしたが、

酒造り53年!!という、

照井杜氏のお話を聞ける事が、

一番のワクワク!

 

まずは蒸し上がりから。

照井杜氏が蒸し状態をチェックして。

蒸し確認

放冷機に流し込みます。

放冷機へ

 

 

 

アッと!!ビックリ!!

ここで麹をフッチャイます!!

麹振り

 

 

デテきた蒸米を麹室へ。

麹室へ

 

 

残りは掛米としてタンクへ。

タンクへ

ポンプで引き上げて、

上からバラバラと。

タンクへ2

袋でドサっとより、散らばって、

撹拌しやすいんだそうです。

 

 

 

他のタンクではフツフツと。

醪

金龍さんでは、

蔵の華やササニシキなどの

県内産のお米で仕込んでるんですね。

より愛着感をカンジマス。

 

これは珍しい!!木桶デス!

木桶

木の香りがプンっとタダヨイマす。

 

 

 

酒母室も拝見させて頂き、

酒母

 

 

麹室まで。

金龍さんは蓋麹を使用。

より手間のかかる作業です。

麹

とても綺麗な麹です。

食べるとフンワリとした甘味。

ステキです!!

 

 

 

さて見学の前後に照井杜氏のお話。

18歳から勝山酒造さんで。

それから45年。

一ノ蔵さんに移られて9年。

合わせて53年の酒造り!!!

 

日本酒の隆盛から衰退・・・

そして今に至るまで・・・

その思い出ハナシがとても新鮮。

優しい語り口で、

日本酒への愛情を語って頂きました。

 

若き蔵人達の未来への情熱ハナシも

トテモ頼もしく伺えますが、

照井杜氏の短いセンテンスで、

ポソっと語る、

ヒトコト・ヒトコトが、

ある意味新鮮で、また深く感じる

コトバでもありました。

 

またヒトツ、

日本酒と人とに出会える、

良き一日となりました。

 

 

今回は帰りは鳴子温泉に寄って。

 

白濁温泉はヒサシブリ。

すっかり堪能!!

鳴子温泉

 

 

ヒルメシは、野菜が美味しい

カレーセット!!

サラダ

カレー

 

 

日本酒の旅。

今回も充実でゴザッタ。