ドゼウ?

 

シャチョウデス。

 

オモシロイ本を読んだ。

どぜう

どぜう屋助七。

どぜう・・と書いて、

もちろんドジョウである。

 

で、このどぜう屋は、

浅草駒形の老舗、駒形どぜう屋デス。

 

ちなみにコマガタではなく、

コマカタだそう、ムカシは。

 

この駒形どぜう屋の

ご隠居さん、旦那さんや

番頭さん、女中さん達を中心に

幕末の激動をタクマシクかつ

シナヤカに生きていく様を描いています。

 

その頃の生活感やコトバがオモシロイ。

 

大震災からすぐさま営業を始める

くだりなんかは、3年前を思い出して、

タシカニソウダッタナ・・なんて。

 

料理屋ですから、料理や酒のハナシも

ヨクデテきます。

 

お酒は、甘・辛・ピン!!

口に含んだ時に旨味があって、

口の中でころがすと辛口になり、

そして後味がしまったように感じる・・

そんなお酒が良い・・

 

さらにコノ頃の料理屋さんは、

お酒をブレンデットしてたんですね。

自分んトコの料理に合わせて、

伏見の酒に地酒をチョコット・・

今ではヤリマセンケド・・

でも興味シンシン!!

 

実はワタシ。

20代前半はコノ駒形どぜう屋さんは、

好きで何度も行ってました。

名物はこの鍋。

どぜう鍋

ちょっとグロいかもしれないけど、

ウマインデス!これが。

 

ただ読み始めると、コノ本では、

どぜう汁の店になってました・・

アレ?っと読んでたら、

途中のくだりで鍋料理を開発!

時代に沿って、

お店が進化していく様も

描かれていて興味深デス。

 

あーーナンカどぜう鍋・・

食べたくなりました!!!

 

ただ仙台ナイんだよね。

 

仕方ないから、

鰻でガマンしますか・・

なんか贅沢な気がシマスガ・・