シャチョウデス。
深夜。
ヒサシブリに梅安をヨム。
池波正太郎さんはダイスキナ作家です。
特に藤枝梅安。
短いストーリーの中で、
人間の業みたいなものを描いています。
面白いのは食事のシーン。
これで季節感を出しています。
新年を迎えた頃の脂ののった、
ハゼ!を生醤油に少々の酒を加えて、
サッと煮付ける・・
出汁の張った鍋に、千六本に切った大根と、
剥き身の浅蜊を手づかみで放り込み、
サッと煮えたとこに、七色唐辛子を振って、
汁と一緒にフウフウ言いながら食べる・・
火鉢へ小鍋を置き、
塩と酒で薄口の出汁を煮立てる。
わずかに醤油をたらし込み、
白魚を鍋に入れ、
くずし卵を落としかけて食べる・・
なんてのが、一つの話に、
必ずデテキマスが、
梅安さんのコノミは、
こんな小鍋立て。
いわゆる小さな鍋で、
季節の材料をサッと煮立てて、
アツアツを食す。
一人か・・二人で・・
そして何よりヨイ!のが、
コレのお供の茶碗酒。
茶碗で冷や酒をアオル!
ウマソ!!
サア!
今日の夜は小鍋立て!っと
いいたいとこですが、
明日に備えて残念?ながら、
本日はパスタ三昧と、
イキマショウカネ・・・