テマヲカケル。

 

シャチョウデス。

 

ウェルカム大河原でランチ。

 

人気の餡かけチャーハンを注文。

出てきたら・・・

アレッ!!!

こんな感じ。

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オカシイトコないでしょ・・

 

イヤイヤ違うんです。

このチャーハンは、

野菜の餡かけを別皿で盛ってきて、

お客様の前でジャーっ!とかけるんです。

 

それをかけた状態で持ってきた。

 

いつからこうなったんだろう。

 

タシカにタイヘンなんです。

重い石焼きのチャーハンと、

これまたオオキイ皿の野菜餡。

二つ持ってくのは重労働。

 

でもこの料理は、

お客様の前でカケルことで、

音を楽しむ料理なんです。

 

それにカケテ持って行くと、

お客様のトコに来たときに、

もうチャーハンはグダグダ。

 

最初はパラリのチャーハンが、

かけた瞬間から段々と

グダグダになっていく味を

楽しむ・・・・

 

そんな料理なんです。

 

ワタシはスタッフに、

お客様がいないからって、

キャッチやビラまきは

一切させない。

 

広告宣伝も最小限。

 

ソンナコトするんなら、

今来ているお客様に、

手間をかけたいと思っています。

もっとオイシク・・・

もっとタノシク・・・

それでしか飲食店の生きる道はナイ。

 

だからコウイウことが一番キライ。

 

ヨクしよう・・と手間カケルトキは、

許可はいらない。

ドンドンやるべし。

でも理由があって簡略したいときは、

キチンと話をすべき。

 

シマウマでは、

日本酒のお客様に、

チェイサーのお水をつけます。

これすらやってるお店は少ない。

 

さらにコノお水を温めて、

お白湯を出しています。

この方がオナカに優しく、

冷酒もゆっくり酔えるからです。

 

でもコレも手間。

浄水器を通した水を

ボトルに移して、

お燗の機械でゆるく暖めて・・

 

コツコツ手間をかけると、

なんか自然にお客様が集まってくれる。

それが飲食店の本質。

 

堂本Dはそこが得意。

派手なアイデアは出さないけど、

手間を惜しまないのが彼女の持ち味。

 

4月は彼女がウェルカムに

常駐してくれます。

 

もう一度。

堂本Dを中心にして、

一手間かけるお店にしてほしい。

ヨロシクオネガイシマス。