シャチョウデス。

 

ＤＶＤを引っ張り出して、

映画タンポポを観た。

もう30年前の作品にナルンダネェ。

封切りで観たから、

20代前半で観たってコトか・・・

 

女主人の売れないラーメン屋を

通りがかりのトラック運転手や

その仲間達が、超繁盛店に仕立てる。

 

一言ではそんな話。

 

そこにイロイロなエピソードを

挟み込んでいく。

 

もう伊丹十三の

食のワールド全開！！

食は性にも生にも繋がる。

 

エピソードは、

ヒトツヒトツは面白いけど、

ストーリーをかなり散漫に

してしまってる。

 

でもソレを差し引いても、

ウマそう！！が一杯！

 

ラーメンはモトヨリ、

炭火で炙る骨付きカルビ。

フワフワトロリのオムライス。

海トレタテの牡蠣をツルリ。

などなど。

 

食に関わるなら、

観てて損はないかもね。

 

特にこんなシーン。

売れない女主人を鍛えるトコ。

 

お客さんが入ってきた。

顔も見ずにイラッシャイ・・・

ホラッ！ソコだっ！

 

入ってきたお客さんを見るっ！

初めての客か、何回目か。

急いでいるのか・・

腹減ってそうなのか・・

 

コレ大切だよね。

お客の顔も見ずにイラッシャイ。

これじゃ最初から、

商売繁盛を見逃してる。

 

最初が勝負。

アラタメテジッカンデス。