ネル・・

シャチョウデス。

 

20代後半の頃。

食・・に対して、

とても参考?影響?を

受けた人達。

 

池波正太郎。

伊丹十三。

そして・・北大路魯山人。

 

ミナサン料理人ではないけど、

食に対する考え方・・感性・・が、

モノスゴク面白く、

そして影響を受けたのかな。

 

その中の魯山人。

ヒサシブリにコノ本を読んだ。

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魯山人の料理王国。

 

陶芸家?画家?でありながら、

星岡茶寮という料理店を

経営するまでの

美食家たる美食家。

 

漫画美味しんぼの

海原雄山のモデル・・デスナ。

 

もちろんワタシが知った

キッカケも美味しんぼデス。

 

この魯山人。

徹底した追求感から、

冷徹で妥協を許さない・って

イメージですが、

この随筆たる料理王国を読むと、

真摯に食を追求する、

ヒタムキサがヒシヒシと感じます。

 

素材について・・

その調理について・・

調味料まで・・

ヒトツ・・ヒトツ・・に

ナルホド!と、

とても勉強になりました。

 

 

納豆の食べ方・・にも

コダワリがある。

 

イキナリ醤油を入れてはイケナイ。

まず練る。極力練る。

かたく練り上げたら、

醤油を数滴落としてまた練る。

これを繰り返し、

糸がドロドロになったら、

辛子を入れてまた練る。

完成。

 

ね。

ナニも高級品だけではナイ。

身近な食材も

手間をかければ美味しくなる。

それがカレの考えダロネ。

 

でもまあ。

パリのトゥールダルジャンで、

名物の鴨に、

持参の山葵醤油をかけて、

それがヤッパリ旨かった・・

こんなコトすることは、

ドーかな??と思うけど、

食に関わる人ならば、

ご一読されてもヨイ本だと、

ワタシハオモッテオリマスル。