シャチョウデス。
殿!利息でござる!を観た。
ヒサシブリの満席の映画館。
こんな光景を見るのは、
何年ぶりだろう。
原作はコレ。
無私の日本人。
私欲では無く、
人々の為に奔走した評伝。
第一話の吉岡宿のお話。
コレの映画化ですな。
主演は阿部サダヲちゃん。
原作とは違って、
コメディかっ!!と、
コレを見てもソウ思ったけど・・・
でも見てみたら、
クスクスってトコは、
いくつもあったけど、
いたって真面目な内容でした。
民がお金を集めて藩に貸して、
その利息を得る。
画期的なコンセプトだけど、
それを行う過程はかなりジミ。
でも新たな煮売屋を設定して、
女将さんを出してきたりして、
ストーリーにメリハリ感を出して、
最後までタノシク観れましたよ。
ちょっとベタ・・な
感じもあったけど、
純粋に宿場の為に奔走する
人々のオコナイは、
コトナカレな現代からすると、
胸を打つモノもありますよね。
ある意味・・ご当地映画で、
県民ダレでも知ってる人が、
カメオ出演してたり、
今の吉岡・・が出てきたり、
それもオタノシミのヒトツ。
ワタシは何より、
エンドロールのBGMに泣けた。
クスクス笑って、
ポロリと涙する。
コレも映画の醍醐味。
久しぶりにタノシメマシタヨ。