ヒトタラシ。

シャチョウデス。

 

ヒサシブリに何度目になるか・・

コレを読み始めた。

司馬遼太郎の新史太閤記。

 

好きな作家デアル。

タダネ。

読むのはモッパラ戦国時代物。

 

龍馬がゆく・・や

坂の上の雲などの

幕末や明治初期モノは一切読まない・・

というかノドを通らない・・ノカナ。

ナゼなんだろうね。

 

さらに戦国モノでも

新史太閤記がナンバーワンだね。

個人的に。

 

司馬遼太郎作品って、

ドンドン登場人物が出てきて、

生い立ちなどの紹介が挟まれていく・・

のがスゴク多い。

物語に厚みを出していくのだが、

コレが少々キツいときも・・・

でも新史太閤記はスルリと物語が進んでいく。

 

 

 

ナニより初めて読んだ40代前半。

 

まさしくコレが社会や会社で、

生きていくヤリカタなんだと学んだ。

 

秀吉は、人蕩しヒトタラシ。

秀吉の戦術は、籠絡ロウラク。

刀や鉄砲での合戦ではなく、

部下の心を、敵の心を掴んでセメル。

 

なにより気むずかしい信長の

心の先を読んで動く。

そして出世。

信長亡き後は、

マワリの大名を脅し煽て、

天下を統一する。

 

合戦のシーンよりも

秀吉のヒトタラシのヤリカタが、

面白く、興味深く、ソシテ学んだ。

 

 

 

 

40代後半の頃。

ナンバー2として働いていた。

 

強力な行動力と才能のトップ。

その分気難しく激しかった。

 

トップの考えの先を読んで行動。

10の事のウチ9は言われた通り。

素早く確実に。

 

シカシ。

太鼓持ちオベッカツカイになってはダメだ。

肝心な事は自分の考え通りに進める。

 

アイツが言うならイイだろう。

アイツのヤルコトは間違い無い。

それを引き出す。

 

 

 

そんな仕事の仕方を学んだのは、

この本からかもシレナイネ。

 

 

 

今・・・

小さい会社ながらトップにいる。

 

上無き立場が、

傲慢さを出してきているかも知れない。

 

この本を一から読み直して。

 

人を動かす・・・・

ソレヲモウイチドミナオシマス。