シャチョウデス。
土曜のオヒル。
近くの富士屋サン。
月一ペースかな。
でもお会計の時に、
いつもアリガトウ・・と言われたから、
結構行ってるのかなぁ。
フツーで美味しい。
チョット昔っぽい、
シンプルな味わいが良い。
最近のガッツリやドロドロのように、
インパクトで押し切られると、
一度は・・・とはなるけど、
マタネ・・・とはナリニクイ。
シンプルに。
何事も継続の基本なのかね。
昨日はチャーシューワンタン麺。
いわゆるフルスペック!
サアッ!イタダキマッス!の時に、
タンポポの冒頭シーンを思い出した。
タンポポ。
伊丹十三監督の二作目。
ラーメン屋サンの
立て直しを主軸にしながら、
彼の食に対する世界観を
オムニバス的に入れ込んだ作品。
散漫・・な印象が、
作品の評価を二分するんだけど、
私は大好きな作品です。
さて。
その最初の頃のシーン。
ラーメン歴?40年?の師匠に、
ラーメンの食べ方を伝授されます。
スープが先か!麺が先か!
イヤイヤ。
まずはラーメン全体をよく眺めます。
そして箸を取って、
ラーメン全体を優しく箸でナラスノデス。
さらに一番手前のチャーシューを・・
オット!まずはチャーシューからですか!
イエイエ。
手前のチャーシューを持ち上げて、
右手後方に静かに沈めます。
そしてココが肝心ですが、
心の中で詫びるが如く呟くのです。
アトデネ・・・・と。
目の前のチャーシューワンタン麺。
私もオモムロにチャーシューを摘み、
右手後方に静かに沈めて。
心の中で呟きましたとさ。
アトデネ。