カンザケツアー3

 

シャチョウデス。

 

神亀酒造さんをアトにして浦和へ。

食と燗くら川さんへ。

くら川

一言でスゴイお店です。

 

ビールも焼酎もあるけど燗酒一本!

 

料理もとてもヨイ。

でも良い料理出すお店は多々あるが、

これだけ日本酒、そして燗酒との

マッチングを吟味しているお店はそうない。

 

たいがいのお店は、

料理にはモノスゴク思い入れ込めるけど、

飲物はお客様のお好みでどうど・・的。

 

仙台では、一心加減燗さんくらいか。

一心さんの燗酒と料理のマッチングは、

とても良い感じですよね。

 

シカシ、くら川さんの凄いとこは、

店主のキャラがスゴク立ってて、

モウこの料理にはコノ燗酒が、

抜群にヨク合いますから・・と、

押し切る力強さが魅力。

 

焼酎??ビール??

飲みたきゃ飲んでいいけど、

あんまり合わないよ・・って、

いいながら出すそう・・スゴイ。

 

でもその裏付けは、

日本酒・燗酒に対するもの凄い、

知識と勉強と愛情からです。

 

自分の料理を追求して、

それにどの酒が合うのか・・

そこに徹底的にコダワッテマス。

 

店主のキャラにタジタジって、

お客様もいるかもしれませんが、

ワタシはこの追求感が好感デス!!

 

そしてお燗番の小林さん。

この方もスゴイ!!

よく飲み、よく勉強されている。

ヒトツヒトツの日本酒を

本当に丁寧に燗つけしています。

温度計を使わず、

自分の感覚で決めているのも、

プロとしての風格を感じます。

 

さてさて前置き長くなりましたが、

オヒルでしたので、

おツマミ的料理に燗酒というコース。

いくつかご紹介。

 

アンキモと神亀ひやおろし。

アンキモ

アンキモは鮮度・火の通し方抜群。

忘れたけど鮟鱇とアンキモのグラムまで、

一言添えて出してくれます。

アンキモってタップリサイズが

ウマいと思います。

ひやおろし

日本酒は必ずBYまで。

製造年にも拘って合わせてました。

写真ウツッテナイケド。。。

 

オモシロかったのが、

柿とモッツアレラの山葵和え。

柿とモッツァレラ

モッツアレラは、水牛と牛の

合わせとのこと。

柿の甘味とモッツアレラのコクが

コックリとマッチしますね。

 

これに妙の華山廃一段仕込み。

妙の華

このお酒・・

ヨーグルトの酸味のような

でも決してチープな感じではなく、

しっかりと旨味も感じられる

とてもオモシロイお酒。

 

これがモッツアレラ和えにバツグン!!

ミナサンからもオオー!との感嘆詞。

 

ひこ孫一雨にクリームチーズ粕和え

一雨

もう合わない訳ないよね!!

てな具合でゴザイマス。

 

デザート替わりの

バナナに花巴を浸して。

花巴

バナナをムシャムシャ食べて、

花巴を啜ってね・・とのこと。

バナナの甘味の中に、

お酒の旨味がネジリ込んで、

とても上品な甘味に変化します。

オモシロイ!!

 

その他にも何品か、

料理と燗酒のマリアージュ。

ほんとにお互いを高め合う。

コレこそが、本当の意味の

飲み!食い!ですよね。

 

大変勉強になりました。

アリガトウございます。

 

さて夜は和裏酒場さん。

和裏酒場

この店先にオデン屋台って、

アイデアはオモシロイね。

実際注文があるとココから取ってくる。

 

コチラでも燗酒を堪能。

ごチソウさまでした!

 

その後ミナサマは一路仙台へ。

ワタシはモウ一泊都内へ。

ちょっとアイデアをまとめたく、

何件か廻る予定にしておりました。