ブツケアウ・・

シャチョウデス。

 

 

この映画・・ドキュメンタリーを観てきた。

三島由紀夫vs全共闘 50年目の真実。

 

1969年。

東大900番教室における・・

右と左の・・思想のぶつかり合い。

論戦を綴ったドキュメンタリーだ。

 

 

ヒトの持つエネルギー。

言葉の持つパワー。

そんなモノを。

痛切に感じさせられる内容だ。

 

 

途中まで観ていても・・

お互いがナニを語ってるのか。

まったく判らなくなる程。

高度な論戦となっていくのだが。

 

それを解説者たる人達が。

紐解いてくれるので・・・

途中からは。

ナルホドッ!!

ソウいうコトか・・・ってなってくる。

 

 

ともすれば。

憎しみ合い・・になってしまう場を。

三島の。

学生達への。

暖かい眼差しと言葉が。

 

お互いの共感性を生み出し。

でも違いも明確になって討論が終わる。

 

スゴイ!作品だ。

何回も観て。

言葉の持つ力を噛みしめてみたい。

 

 

 

 

そういえば。

忘れていた。

 

 

若い頃は。

くだらないテーマでも。

生き方についても。

友人達と。

語り合っていた。

 

時にわかり合い。

時に千切れたり。

お互いの主張を。

言葉を使って殴り合ってた。

 

 

 

 

最近は。

無いな。

 

ヒトのせいにはしたく無いけど。

 

イッテモワカンナイダロウナ・・とか。

お前には判んないよ・・とか。

突き放される。

 

仕事でも。

主張をぶつけ合うコトも無いまま。

去られるコトもある。

 

 

話さないコトも。

大切な時もあるけどね。

 

 

 

 

コトナカレ的な世の中になって。

マッいいか・・的なコトが多くなって。

 

それが当たり前になってきてたけど。

 

 

この映画を観て。

 

ガツリとなにかが。

 

カワルカモシレナイ。