ケンガクスタート3

 

シャチョウデス。

 

さて焼酎の旅報告、最終回。

 

最終日は、まず日南市飫肥へ。

 

この飫肥という街。

城下町なんですね。

とても風情がある街です。

 

ここにある小玉醸造さん。

小玉

蔵の佇まいも素敵です。

 

ここでもまずは芋きり体験。

こちらは紅芋ことぶき。

赤いも

サツマイモっぽいですよね。

切っていても、水分が多く、

シュパッとキレて、小気味良いです。

赤いも2

本日分しっかりやりました。

何ケース切ったかなぁ・・・

 

その後工程をご説明頂きましたが、

小玉醸造さんは小さい蔵なので、

全体がとても判りやすいんです。

 

で、おなじみ二次仕込み。

二次

コレ不思議なんです。

近くでパンパンって、

手を叩くと、

しばらくして・・・

ポコポコと騒ぎだします。

そして・・・

あっという間にボコボコと・・

それも手を叩いた方向に・・

二次元気

写真はちょっと判りづらいけど・・

 

 

やっぱり生きてるんだよ・・の

一言に妙に納得。

でもホント凄いよ。

 

さてココ小玉醸造さん。

若い蔵人さん達でガンバッテマス。

いい意味で和気あいあい。

古き良きものを守り続けることも

大変だし大事なことですが、

新しい発想で進化していく・・

これもステキなことですよね。

とても魅力的な蔵ですね。

 

最後に蔵元さんに、

コーヒーをご馳走になったのですが、

これに華どりという、

44℃の焼酎をタラリ。

カフェ焼酎

これがスゴイ!!

コーヒーの香りを

さらに華やかにして、

とても上品な別次元の飲物になります!!

バニラアイスにも・・と、

教えて頂きました。

 

この華どり。

そのままの香りもスバラシイ!!

一日の終わりにユックリ楽しむお酒。

そんなイメージ。

焼酎もこんな楽しみ方が出来るんですね。

 

飫肥を出発!!の前に。

ここは卵焼きが有名だから・・

との池田さんのお言葉。

 

ただねぇ。

そのおススメが・・・

いやーーその卵焼きが・・

なんだか卵焼きっぽくなくて・・

好き嫌いがあるような・・

でもオイシイと思うけど・・

などなど。

 

なんだかヨク判った様な

全然判らないおススメでした。

 

ソウ聞いたら、

逆にモーレツに食べたくなった。

 

即購入。

卵焼き

なるほど!

こりゃタマゴ焼きってより、

プリンっぽいね。

 

ダシなどと溶いて、

しばらく置いたタマゴを

炭火の上下加熱で、

一時間ちかくかけて焼き上げるそう。

 

これはオモシロイね。

いっぱいは食べられないど。

甘くて。

 

 

 

 

 

午後は日南市大堂津に移動して、

宮田本店さん。

宮田

こちらは今までお邪魔した蔵では、

一番コンパクト。

代表選手は、日南娘。

 

実は昨日、シマウマで、

焼酎エキスパートのお客様から、

井戸沼サン、

日南娘は超レアで、蔵も見学が

なかなか難しいんですよ・・って。

アラアラ・・知らずに、

ホイホイくっついて見て来ました。

 

でもホント。

小さいけど、丁寧に丁寧に。

そんな感じがスゴク伝わって来ます。

焼酎にも、そんな気持ちが、

きっと伝わっているんでしょうね。

見せて頂いて感謝です。

 

お昼は、鰹ごはんを頂きました。

お店の名前のついた定食。

鰹定食

すごいボリューム感。

鰹

なによりこの鰹のヅケ。

ウス切りです。

こういう切り方は刺身は、

あまりしませんよね。

 

これは漬けやすいのと、

なによりこのヅケは、

酒の友ではなくて、

ゴハンの友だからです。

 

寿司ネタのように、

ゴハンに巻き付け食べられます。

ウマイネぇ。

鰹めし

さらに熱いダシをタップリと。

鰹だし飯

軽く熱が入って、旨味が増して、

ダシと供にサラサラといけます。

 

ヨク出来ております。

居酒屋料理になりますね。

鰹は厚切り・・

だけじゃナイんです・・

これもまた良しデス。

 

 

さて帰りの時間が迫りつつ・・

ちょっと駆け足で、

落合酒造場さんを見学。

 

若いご兄弟。

お兄さんが杜氏で社長。

弟さんが、営業担当。

 

一目みて、

お二人の役割が的確かと・・

 

お母さんも入れて、

ご家族でシッカリと。

 

落合さんは、

ピーマンやショウガ、

ニンニクなどで焼酎も

作っちゃいます。

でもこれがキワモノではなく、

ピーマンは、

あの香りがとても上品に。

これはスゴイ!!!

食後酒として楽しみたいデスね。

 

 

さてさて。

やっと終わりました、

焼酎の旅報告。

 

わずか二泊ですが、

もの凄く濃い旅でした。

 

焼酎に対する認識が、

シッカリとした知識として、

身に付いたことと、

ただ味わいだけではなく、

それを生み出している

人々の想いに感動して、

その土地に親しみを持てました。

 

さあ次の店は、

焼酎BARだ!!

とまではいきませんが、

上手に商売に、

反映していきたいなっと、

思う次第でゴザイマス。

 

池田ご夫妻に感謝申し上げます。