ニホンシュノタビ。

 

シャチョウデス。

 

またイッテ来ました、ニホンシュの旅。

旅って程の距離じゃないけど、

初めての街、人との出会い・・・

人を成長させる3要素?の2つを

ニホンシュの旅はいつも兼ね備えてます。

 

今回は山形県長井市。

鈴木酒造店さん。

看板

名酒!磐城壽の蔵ですね。

 

鈴木酒造店さんは、

福島県の浪江町にありました。

あの津波で、海岸すぐ近くの

蔵は全壊。

しかしそこから奮起して、

山形県長井市に、

蔵を移転させたんですね。

その苦労と努力たるや、

本当にタイヘンだったと思います。

 

さて午前7時30分に到着。

オーナー杜氏でもある、

鈴木大介さんにご案内頂きました。

 

ご挨拶もそこそこに、さっそく見学。

 

ちょうど蒸しが終わる時刻。

蒸し

蒸気がモノスゴイ勢いで排気されます。

蒸気

 

 

さてここからが全員参加の放冷!!

オジイちゃんもお孫さんも総動員!

蒸し上がったお米を広げて、

冷ます作業です。

我々も慣れない手つきでお手伝い!!

冷却

 

 

続いて仕込み室を拝見。

見せて頂きながら、イロイロお話を。

一番は水のチガイ・・とのこと。

海に近い波江の蔵の水質と、

山間部の長井の水質では、

かなり違う・・とのことでした。

 

同じモノを追求するのか・・

良き意味の変化をつけるのか・・

難しいとこですが、

飲む人によって、

変わったね・・って人もいれば、

同じだね・・って人もいるそう。

鈴木サン、ちょっと苦笑い・・

 

 

山廃雄町の酒母です。

酒母

 

 

 

醪はブクブクとワイております。

もろみ

 

 

 

絞りは珍しい槽(ふね)です。

ふね

ただコレはコンピュータ制御。

効率良く早くスボレルそうです。

しぼり

ここに絞られたお酒がたまり、

ポンプでタンクに送られますが、

なるべく酸化を防ぐために、

なるべく小さくとの特注品ですって。

 

 

火入れの機械や瓶詰め機を

見せて頂き、貯蔵庫も・・・

一連の流れを判りやすく

ご説明頂きました。

 

 

そして麹室も。

麹

この部屋の作りが気に入ったのも

この蔵に移った理由でもあるそうです。

 

事務所に戻って、

仕事が一段落のミナサンとお茶。

ひねり餅。

ひねり餅

初めて食べました!!

蒸し上がった米を手で餅状に。

芳ばしくてオイシイ!!!

 

コノアトお昼ゴハンまで

ご馳走になりながら、

鈴木サンのお話をまたイロイロと。

 

前の蔵と違う環境の中で、

問題にもブツカリながら、

それを乗り越えて、

品格のアル日本酒を作りたい!

という想いにイタク感激。

 

 

いつもながら、

作り手のミナサンの

熱い情熱には頭が下がりますし、

ワタシ達もコノ想いを

飲むお客様に伝えたい・・という、

キモチがフツフツを湧いて来ます。

 

さてガンバリマスヨ!!