シャチョウデス。
コレを観た。
ジャズ喫茶ベイシー。
一関で50年続く・・ジャズ喫茶。
まるで演奏者がソコにいるような音。
レコード・・アナログにコダワッタ音。
ジャズ界のミュージシャンが、
国内国外問わず訪れる聖地。
そんなトコが一関にあったのね・・ってのと。
この映画。
そのジャズ喫茶ベイシーで出てくる音を。
オープンデッキの名器ナグラで録音して。
それを映画館で流す・・って趣向。
アナログで出てきた音を。
アナログで録って。
デジタルに編集して。
映画館で流すンだよね。
どんな音になるんだろう?
キョウミシンシンでミテミタ。
いろんなイイ言葉が出てきたり。
いろんなミュージシャンが出てきたり。
ヘェーーってコトが沢山あるけど。
やっぱり出てくる音が興味深かった。
デジタルの。
ゼロとイチに仕分けられた音は。
その領域に押し込められた音は。
鮮明でクリアだけど。
それに対してアナログは。
ダイアモンドの針が。
ビニールで出来たレコードに刻まれた・・
ギザギザのレールを走って。
そのノイズが音になり音楽にナル。
そしてソコで出てくる音は。
ゼロとイチをはみ出た部分があって・・
音域を越えたトコで出るブーミーな感じが。
なんか。
生きてる音・・って。
そんなフーに思えてしまう。
ウェザー・リポートのバードランドを。
昔の早稲田のオーケストラバンドが演る音。
そのイントロのBassが。
ブーーーンと鳴って歪んでいく・・
その感じは。
アーーーやっぱ。
アナログのイイとこかな・・ッて。
今はさ。
もうCDも飛び越えて。
配信で音楽が聴けるし。
それもクリアで良い音だし。
なによりチョー手軽!
でもさ。
たまにさ。
ゼロとイチを飛び越えた音も悪くない。
そんなコトをまた。
思い出させてくれた映画でした。
ほとぼり冷めたら。
一度行ってみようかな。
チカクナンダシネ。